稲垣吾郎(44)が30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、第31回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されている主演映画「半世界」(阪本順治監督、来年2月公開)の舞台あいさつに登壇した。「大切に育て上げた作品がみなさんに見てもらえる日が来て、うれしく思います」と会場に駆けつけたファンにあいさつ。

また、舞台あいさつにさきがけ行われた記者会見では、先日行われたレッドカーペットを振り返り「初めての経験だったので、夢のよう」と語った。

作中では炭焼き職人を演じているが「チェーンソーを持って木を切ったり、頭にタオルを巻いてみかん食べたりする稲垣吾郎は見たことがない」と新境地となった役に満足そうだった。

作品のみどころのひとつは男3人の絆や友情だ。自身の友情や絆について聞かれると、「仕事は男のグループでやらせてもらって、今も新しい地図を広げていくことに無我夢中なのですけど」とし、草なぎ剛(44)香取慎吾(41)について「絆みたいのは僕らにもありますし、2人にも早く見てほしいですね」と語った。