カンテレ平日夕方の報道番組「報道ランナー」(月~金曜、午後4時47分=関西ローカル)でメインキャスターを務める同局・新実(にいみ)彰平アナウンサー(29)のアナウンスが大阪の地下鉄「Osaka Metro(大阪メトロ)」全駅で1日から流れることが決まった。

新実アナが呼びかけるのは、大阪メトロが進める安全対策のひとつで、ホームドア設置の課題となるホーム上での混雑緩和をねらう整列乗車。

新実アナの声で「ご利用ありがとうございます。カンテレの夕方のニュース『報道ランナー』でキャスターをしている新実彰平です。電車をお待ちのお客さまは、ドア付近を広く空け、整列してお待ちください。また、電車内出入り口付近でも、降りられるお客さまのためにドア付近を広くお開けくださいますよう、ご協力よろしくお願いします」というアナウンス。これが毎日、約1時間に1回、全駅で流れる。

大阪メトロが駅構内のアナウンスをコラボするのは、今年4月の民営化後、今回が初めて。

新実アナは「全駅で私の声が流れるということで大変恐縮しております。担当者の方から『このアナウンスがより高い安全性と円滑なダイヤ運行にとって必要なんです』とご説明を頂き、とても光栄に思いながら収録をさせていただきました。私の声が皆様の整列乗車につながれば、大変ありがたいなと思っております」とコメントを寄せた。

アナウンス収録の様子などは1日の「報道ランナー」内で放送される予定。