俳優小手伸也(44)と俳優でダンサーの大澄賢也(53)が、12日放送のフジテレビ系「SUITS/スーツ」(月曜午後9時)の第6話の副音声企画に登場する。

小手は主人公の弁護士・甲斐正午(織田裕二)のライバル弁護士・蟹江貢役。6話のゲストの大澄は、甲斐に相談を持ちかけるリゾート開発会社「アテナリゾート」の藤原一輝を演じている。小手は3週連続の登場だが、大澄は副音声初登場。今回の副音声企画名は、大澄の名前から“スミ”をとって、兵庫県・香住漁港で水揚げされる蟹と同名の「カスミガニ」となっている。

第6話での共演シーンが皆無で、今回の「カスミガニ」がほぼ初対面の小手と大澄だったが、これまで何度も副音声収録を経験し卓越した“回し”の技術を持つ小手に対して、大澄が自由な発言を繰り返すという展開に。

小手が「今回は、ひどすぎます」と言うように、中盤にはドラマの内容から完全に脱線。大澄が小手に対して「思い出のデート」について質問を投げかけるなど、カオスな状態に陥った。他にも、小手は蟹江というキャラクターを演じる上でのこだわり、大澄は織田や中島裕翔との共演秘話などを話した。

大澄は「『SUITS/スーツ』というドラマにゲストとして参加できたこともうれしかったのですが、何より副音声を小手さんと二人でやらせていただいたことが楽しかったです。もしかしたら、副音声を聞いてくださる方のことを忘れてしまって、僕自身が楽しみすぎてしまったかもしれません(笑い)」。小手は「共演シーンが一切なかったので、正直、今回の副音声のお話をいただいた時にはびっくりしました(笑い)。大澄さんにおかれましても、ゲストとして出演されて、急に副音声に参加してほしいということで、“おや?”と気持ちがあったと思いますので、とにかく大澄さんに楽しんでいただきたいと考えていました」。

大澄は「小手さんは役者として面白い存在ですし、今、本当に勢いに乗っていらっしゃると思います。そこには、小手さんの役に対する掘り下げ方や、今までの経験があるんじゃないかと。小手さんはこれまでいろんなものにアンテナを張って生きてこられたんだと思いますし、そういったものが今になって、一気に開花しているだと感じています。もし機会があれば、がっつりお芝居をしたいですね」。小手は「大先輩から、そんな風に言っていただいて、感謝しかありません。今後、大澄さんと共演させていただけるように、お仕事を頑張っていきたいです」と話している。

今回の副音声でプレゼント企画を実施。「SUITS/スーツ」公式ホームページの応募フォームに、副音声の放送の中で出てくるキーワードを入力して応募すると、抽選で5人に小手と大澄、2人のサインが入った「SUITS/スーツミニ台本ノート」が当たる。