俳優岡田将生(29)が13日、主演する映画「家族のはなし」(23日公開)親子試写会に出席した。

同作は、鉄拳のパラパラ漫画を実写化した作品。リンゴ農園を営む両親と、自分の進むべき道を見失った息子が、すれ違いながらも「家族の大切さ」に気づく姿を描いている。

岡田は「反抗期はありました、ありましたよ~」と軽い口調で話し、その口調に自分から笑ってしまった。「あまり重く話すことでもないし」と話し、「素直に『ありがとう』が言えない時期があって、その延長で母親と会話ができなくなったんです。でも父親が間に入ってくれて。半年しないくらいで終わった」と明かした。

この日、岡田演じる小林拓也の父親・徹を演じた時任三郎(60)、小林拓也の幼少期を演じた田中レイ(6)も登壇した。

時任は「岡田君が反抗すれば反抗するほど見守るという、お互い影響しあいながら撮影ができました」と話した。

また、田中はりんごを持って登場。岡田が横にしゃがんで差し出したマイクで、「岡田さんは、とても優しくて、かっこよくて、大好きです」と話した。岡田が「それで、お兄さんは何歳に見えるんだっけ」と聞くと、「んっと、19歳!」と答えた。会場は歓声に包まれ、「まだ高校生役ができますね」とほほ笑んでいた。