年内で芸能活動を引退し、ジャニー喜多川社長の意思を継ぎ裏方に専念する滝沢秀明(36)が、来年上演の「滝沢歌舞伎ZERO」で演出家デビューを飾ることが16日、分かった。

来年2月に京都・南座で、4~5月に東京・新橋演舞場で上演する。

「滝沢歌舞伎ZERO」は、06年に誕生した滝沢が主演・演出を務めた舞台「滝沢歌舞伎」シリーズの新作。タレントを引退する滝沢が演出を専念する初めての舞台だ。タイトルは滝沢とスタッフらが話し合って決めたといい、制作関係者は「滝沢さんが演出家として、ゼロからの再スタートを切るという強い意志が込められているように思います」と説明した。

今作では、12年から「滝沢歌舞伎」に出演しているジャニーズ Jr.内グループSnow Manを中心に、関西ジャニーズ Jr.ら次世代メンバーが多数出演する。

Snow Man岩本照(25)は「滝沢くんの引退宣言で『滝沢歌舞伎』の心配を皆さんがされたと思います。でも安心してください」と舞台継続を報告。「滝沢くんが作り出す和のエンターテインメントを、滝沢くんの魂が宿る舞台を、僕たち後輩がしっかり引き継いでいきます」と誓った。