ブラッド・ピット(54)とアンジェリーナ・ジョリー(43)が、6人の子供たちの親権について合意に達したことがわかった。

USウィークリー誌電子版によると、ジョリーの弁護士が声明を発表し、「双方が親権に関する取り決めで、数週間前に合意に達した」とコメント。これにより、4日に予定されていた親権裁判は中止になったことも発表した。

ピットの内部関係者は、「ブラッドとアンジェリーナが、子供たちの共同親権を持つことになった。今後6週間から8週間これまでの監視付の訪問は終了し、子供たちは、父親との泊まりがけの訪問がすぐに始まる。ブラッドの要求により、最初の訪問では監視する人が付き添うことになる。彼は、今までの訪問形態からのできるだけ円滑な変化を望んでいる」と語っている。

ジョリーが2016年9月に離婚申請に踏み切って以来、ジョリーは単独親権を、ピットは共同親権を求め、泥沼の争いが続いていたが、12月4日に親権裁判が行われる予定となっていた。

米情報サイトは、「親権問題にようやく決着がついたものの、まだ財産に関する取り決めが残されており、2人は婚前協約を結んでいなかったため、醜い争いになりそうだ」と報じている。(ニューヨーク=鹿目直子)