三浦友和(66)がゲストとして登場した、有村架純(25)国村隼(63)ダブル主演の映画「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」(吉田康弘監督)の試写会イベントを取材した。

鉄道と人生をテーマにした映画「RAILWAYS」シリーズの第3弾作品で、三浦は第2弾「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」に主演した縁で登壇した。

家族をテーマにした作品とあって「パートナーとともに歩むために大切なこと」を聞かれると、三浦は「相性が合うことが一番大きいと思う」とひと言。「真面目に言うと、人と比べないことが大事。比べるとねたやみそねみが生まれてしまう。自分の家は自分の家、という考え方で、それぞれの家庭の幸せを見つめることが大事」と、妻の山口百恵さんとの夫婦円満の秘密を語った。

長男の祐太朗は歌手、次男の貴大は俳優として活動。2人の息子についても「親の背中は見てほしいなと思いますよ、よければですけど」と控えめに話した。

7年ぶりのシリーズ最新作にちなみ「7年後に実現させたいこと」という質問には、「70(歳を)超えてますね。僕は若干若く見られますけど、中身は80歳くらい、体力も気力も」と自信なさげな回答で笑わせた。

映画は、国村演じる鉄道運転士の元に、有村演じる亡き息子の若妻がやってきて、突然同居が始まるというストーリー。国村を「体力は50歳くらいですもんね」と根拠なく褒めたかと思えば、「映画の中ではそう見えなかったけれど、実際は? ということです」と意味深に話し、国村に冷や汗をかかせていた。

家族について話せば、冗談も飛ばす。勝手に抱いていた硬派なイメージが変わった取材だった。