けん玉検定4段の三山ひろし(38)は、「いごっそ魂~けん玉世界記録への道、再び~」を歌唱中に、けん玉のギネス世界記録に2年連続で挑戦し、見事に成功した。前回の失敗を乗り越えて成功し、三山は「バッチリでした」と、してやったりの笑みを浮かべた。

ギネス記録は、ラストの三山を含む124人が連続して、けん玉の技「大皿」を決めることで樹立される「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」。この記録には、前回の紅白でも挑戦し、三山は「男の流儀~けん玉世界記録への道~」を歌いつつ、記録達成の124人目を務めたが、序盤の14番目のメンバーが、まさかの失敗。その中、三山は顔色を変えずに歌い続けた。同メンバーは今年は7番で出演。三山は29日のリハーサル時に応じた囲み取材の中で「(失敗したメンバーは)今年は7番です! リハーサルでも少しお話ししたのですが、正月に3日間くらい寝込んでしまったらしいのですが、気合十分でした」と語っていた。

16年は「四万十川~けん玉大使編~」の間奏中に、成功率3割と言われる大技「三山スパイク」を見事に成功させた実績がある。15年の紅白でけん玉披露を熱望したが、演出の都合でかなわず、悲願達成に「集まった人が伝説的な人ばかりなので、いいけん玉、歌の締めくくりができたと思います」と、しみじみと語っていた。