NHKは7日、次期連続テレビ小説「なつぞら」(4月1日スタート、月~土曜午前8時)の新たなキャストを公式ホームページで発表した。

仙道敦子(49)平尾菜々花(12)富田望生(18)犬飼貴丈(24)柄本佑(32)中原丈雄(67)北乃きい(27)が新たに出演する。

作品は広瀬すず(20)がヒロインを務め、戦後の北海道・十勝の大自然を舞台に、戦争で両親を失った主人公の奥原なつが、十勝で育まれた豊かな想像力と根性を生かし、アニメーションの世界にチャレンジする姿を描く。

仙道は、帯広の菓子店「雪月」の店主雪之助(安田顕)の妻小畑妙子を演じる。仙道は「私にとって『おしん』以来の出演となる“朝ドラ”、それも100作目という記念すべき作品に出演することができ、本当に光栄です。“朝ドラ”は主人公の人生が壮大なスケールで描かれますが、その中でも特に活力のある小畑家の嫁妙子を明るく演じたいと思います。感覚的でアイデアマンぞろいの小畑家がお菓子づくりに励む様子や、家族同士の掛け合いを楽しんで見ていただけるとうれしいです」とコメントした。

犬飼は兄を捜しに上京したなつに漫画映画の世界を紹介する山田陽平を演じる。「ひたむきに前を向いて生きて、たまに立ち止まる広瀬すずさん演じるなっちゃんの背中を押してあげられるような、そんな陽平を演じられればなと思います」とコメントした。

また、柄本佑は十勝農業高校の演劇部顧問の倉田隆一を演じる。柄本は「倉田先生は魂という言葉が好きです。そんなパッションにあふれた先生をやらせていただくことは、楽しくも、難しかったです。どうすればパッションにあふれるのか? そんなことを考えながら頑張りました」とコメント。

中原は十勝の深い森に住み、木彫りの熊など民芸品を作って暮らしている阿川弥市郎を演じ、北乃は弥市郎の娘の砂良を演じる。北乃は「連続テレビ小説記念すべき100作目の作品に参加させていただけることをとても光栄に思っております。とても愛のある作品なので、愛を持って阿川砂良をまっすぐに演じていきたい」とコメントした。