昨年大みそかをもって乃木坂46を卒業した西野七瀬(24)が、テレビ東京系ドラマ「よつば銀行 原島浩美がモノ申す! ~この女に賭けろ~」(21日スタート、月曜午後10時)にレギュラー出演することが8日、分かった。卒業後初の連続ドラマ出演となる。「卒業してからどうなるんだろと思っていた時に、1月期のこのドラマのお話をいただきすごくホッとしましたし、うれしかったです」と笑顔を見せた。

同作は、漫画雑誌「モーニング」で93年から97年まで連載していた「この女に賭けろ」が原作。都市銀行を舞台に、主演の真木よう子(36)演じる女性総合職の主人公、原島浩美が、業績不振の支店を立て直していく。西野は出世欲のない銀行窓口係、松田葉子を演じる。恋愛体質で社内の情報通、イマドキ系な女性銀行員役だ。同局の阿部真士プロデューサーは「クールだけど底にまだ爆発していないマグマが煮えたぎっている、そんな役のイメージと西野さんが合致しました」と起用理由を説明した。

撮影は先月中旬に始まった。銀行員役初挑戦の西野は「葉子は斜に構えていてあまりやる気のない子。初めは見慣れないかもしれないですけど、少しずつなじんでいけるように頑張ります」。共演者について「真木さんとは初共演ですが、キャラクターのイラストを描いたりと、すごくおちゃめで意外な方かもしれない、と思いました。そして片桐はいりさんとまさか共演できるとは思ってもいなかったので、本編で一緒のシーンがあるとうれしいです!」と笑顔で話した。