女優葵わかな(20)が8日、東京・渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで行われる「クマのプーさん展」のオープニングイベントに登場した。

葵は、同展の音声ガイドを務めており、「音声ガイドは俳優さんや女優さんが多く務めていて憧れのポジションでした。だから、このお話を最初にいただいた時に『ついにきた~』ってうれしかったです。しかも、それが子供のころから知っていたプーさんだったのでワクワクしながら務めさせていただきました。絵の雰囲気にあったナレーションができればと思いました」と初の音声ガイド挑戦について語った。

そして、プーさんの原画を見ながら、「プーさんの気持ちになって一言」というお題に挑戦。「期待しないでくださいよ」と言いながら「ハチミツ食べたいけどハチミツくれない?」とプーさんの声まねを披露。会場からの拍手に照れまくり、司会から「うまかったです~」と言われ、「本当にそう思っています?」と突っ込み、「何度もプーさんの声をやろうと思ったんですけど、しゃくれないとできない」と話し、笑いを誘った。

プーさんの思い出について「みなさんもそうだと思いますが、赤ちゃんのころからプーさんのぬいぐるみが隣にありましたし、1番古い記憶をたどれないくらい、昔からプーさんを見てたなと思います」と語り、共感できる部分として「子供の頃は早起きじゃないですか。私も朝早くから起きて外で遊んでました。木登りが得意で、2階建ての家や電柱より高い木に登ったことがあります。それがすごい自慢でした。アクティブなところが似ていると思いますけど、プーさんよりは木登りはうまいと思います」と木登り名人だったことを明かした。

「クマのプーさん展」は、イラストを描いたE・Hシェパードの絵筆素描画をはじめとする作品200点以上で構成され、東京では2月9日から4月14日まで同所で開催。4月27日から6月30日まで、大阪・あべのハルカス美術館で開催される。