女優木村佳乃(42)主演のフジテレビ系連続ドラマ「後妻業」(火曜午後9時)の19日放送の第5話の視聴率が5・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と20日、分かった。前回の5・9%より0・3ポイント、ダウンした。

初回から8・7、6・5、6・2、5・9%だった。

関西地区の視聴率は11・3%を記録した。

物語の舞台は大阪。男をたぶらかす天才・武内小夜子(木村)は、結婚相談所「ブライダル 微祥」社長の柏木亨(高橋克典)が陰で営む後妻業のエース。その美貌、話術、度胸で数々の男をとりこにし、後妻としてその最期をみとって遺産を手に入れてきた。小夜子に狙われた資産家・中瀬耕造(泉谷しげる)の娘・中瀬朋美(木村多江)は、私立探偵・本多芳則(伊原剛志)の力を借りて、病床に伏せる父の遺産を守るために立ち上がる。

第5話で、本多(伊原)の動きを警戒する柏木(高橋)は、小夜子(木村佳乃)の弟である博司(葉山奨之)を東京へ送り込み、本多の過去を探って弱みを握ろうと画策する。その一方、小夜子には、元開業医の資産家・笹島雅樹(麿赤兒)との見合いがセッティングされた。

姉の西木尚子(濱田マリ)の頼みで大阪での仕事を手掛けることになった朋美は、リフォームを希望する依頼主の自宅へ向かう。豪邸で朋美を出迎えたのは、小夜子が狙いを定めている笹島だった。そうとは知らない朋美は、高齢者の1人暮らしを心配するが、笹島は「お金さえあれば、人を雇って自由に暮らせる」と語る。そんな笹島に、朋美は亡くなった父の面影を感じる。朋美が笹島邸を立ち去ると、入れ違いで小夜子がやって来る。