俳優藤木直人(46)が6日、都内で、広瀬すず(20)主演の次期NHK連続テレビ小説「なつぞら」(4月1日スタート、月~土曜午前8時)の会見に、広瀬や共演の松嶋菜々子、粟野咲莉、草刈正雄と出席した。

戦災孤児の主人公なつが北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木)と妻富士子(松嶋)、柴田夫妻の父泰樹(草刈)に育てられ、開拓者精神を生かし、やがてアニメの世界に挑戦する姿を描く。粟野はなつの幼少期を演じる。

藤木は「去年6月に帯広にロケに行った時は寒くて吐く息が白くなるくらいだった。ここになつぞらはないと思ったが、できあがりを見たらなつぞらが描かれていて技術の進歩はすごいと思った。撮影は半年続いていく。朝ドラはすごい。ヒロインは大変。すずちゃん頑張ってください。明るい朝のスタートをきれる楽しい作品になっていると思う」と語った。

また、広瀬については「いろんな作品を代表して撮っている方。ヒロインは大変なので少しでも力になりたいと思っているが、逆に広瀬さんが現場を引っ張っていってくれている揺るぎない存在になっている」と絶賛した。

劇中、乳牛の搾乳をするシーンがある。「マザー牧場で練習したかいがあった」と笑った。