演歌歌手の入山アキ子が9日、東京・新宿のキリストンカフェで行われたカラオケ全国大会に出席した。

キリストンカフェは、「悪女の季節」のプロモーションビデオを撮影した場所で、入山にとっては思い入れのある特別な場所。今年は10周年の記念大会で、これまでテイチクでリリースした全シングルを課題曲とし、452通の応募の中から、書類、音源などの1次審査を経て、決勝大会に進出した23人が、バラエティーに富んだ選曲で大会を盛り上げた。

審査員は、作曲家の大谷明裕氏、編曲家の伊戸のりお氏、日本アマチュア歌謡連盟本部講師の櫛田紘一氏、日刊スポーツの笹森文彦氏、テイチクディレクター近藤芳樹の5人。

優勝は、「悪女の季節」を歌った長塚雅彦さん。準優勝は棟近陽子さん、第3位は小林志津子さん、他7名の方に審査員特別賞、優秀賞、熱演賞、敢闘賞、努力賞が贈られた。

大会の後の入山アキ子ミニコンサートでは、ロングヒット中の「悪女の季節」をはじめ、「知床岬」「紀淡海峡」「ザンザ岬」「きずな道」を熱唱。10周年の感謝の思いを歌で届けた。

大会を終えた入山は「今日まで歌い続けられたことはファンの皆様のおかげ。これまでいただいた楽曲はすべていい歌だったと改めて実感しました。これからも大切に歌っていきたいです。」とさらなる飛躍を誓った。