ジャスティン・ビーバー(25)が9日、このところ報じられていたうつ病との闘いについて沈黙を破った。

ビーバーはインスタグラムに、カニエ・ウェストやマネジャーとともに祈っている2016年の写真を投稿し、「皆に僕の近況を知って欲しいんだ。本当に苦しい。他の人たちとも疎遠になり、奇妙な状態だ。いつも立ち直っているから心配はしてないけど、僕のために皆に祈って欲しかったんだ。神様は誠実なので、皆の祈りも通じるはず。ありがとう」とメッセージ。

ビーバーの関係者は2月、米情報サイトE!に、「ジャスティンはうつ病と闘っており、困難に直面している」と明かした。同関係者は、「彼は心から回復したがっている。できるだけ、周囲に助けを求めている」としており、毎日、セラピーに通っている他、妻のヘイリー・ボールドウィンや教会の牧師らの協力も得ているという。

昨年9月に電撃結婚したビーバー夫妻は2月、ヴォーグ誌インタビューで、結婚生活のトラブルだけでなく、お互いの過去、性格の違いなどについて初めてオープンに語った。

ビーバーは13歳にして音楽界で成功を収め、本当の自分を見失っていたことや、麻薬やセックスに関する問題も抱えていたと告白。ボールドウィンも、「結婚生活は本当に困難です」と認めた上で、「それでも誰かと一緒に闘いながら、何かを築いていく美しさがあります」と語っていた。(ニューヨーク=鹿目直子)