俳優和田正人(39)が26日、都内で主演するBSテレ東時代劇「やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛」(4月6日スタート、土曜午後9時)の会見に出席した。

十返舎一九の「東海道中膝栗毛」を原案に、男同士の友情を描くコメディー時代劇。撮影は東映京都撮影所で行われた。主人公の喜多八を演じる和田は、相棒の弥次郎兵衛を演じる松尾諭(43)と京都のマンションで隣室だったと明かし、「もう朝から晩まで松尾さんなんですよ」と苦笑い。毎日食事に誘われることにうんざりしてみせたが、「とても仲良くしてもらっている先輩なので、このくらいの悪態をついても大丈夫な相方です」と信頼関係の厚さをうかがわせた。

撮影初日からふんどし一丁でアクションシーンに挑戦した。「初日にそれをやったから、逆に吹っ切れた。裸を見せようが何を見せようが、まったく苦じゃない。むしろちょっと快楽を覚えるぐらい楽しませていただきました」と振り返った。

和田は「新しい時代の『水戸黄門』に代わるかのような、国民に愛される連続時代劇ドラマになったらうれしい」と話した。

会見には竹中直人(63)も出席した。