26日に亡くなった萩原健一さん(享年68)はショーケンの愛称で知られ、音楽はもちろん、映画やドラマでも強烈な個性を発揮した。17年にはデビュー50周年ツアーを行い、自身のレーベルを創設するなど、病気を隠しながら、精力的な活動を続けていた。私生活では3度の結婚のほか、数々の型破りな振る舞いなどから、芸能マスコミを大いに騒がせた。それでも、どこか人懐っこいキャラクターは愛され、多くのファンをひきつけた。

<萩原健一さんの主な音楽活動>

67年 ザ・テンプターズのボーカルとして「忘れ得ぬ君」でデビュー

68年 「エメラルドの伝説」「神様お願い」が大ヒット

70年 ザ・テンプターズ解散

   沢田研二とツインボーカルPYG結成

72年 PYG解散

75年 初のソロアルバム「惚れた」リリース

79年 「大阪で生まれた女」リリース

87年 「愚か者よ」リリース

08年 音楽ユニットUKAWANIMATIONにボーカルとして参加

17年 デビュー50周年記念ツアー

18年 「Shoken Records」を設立、22年ぶりシングル「Time Flies」リリース