三浦春馬(29)主演のフジテレビ系連続ドラマ「TWO WEEKS」(7月スタート、火曜午後9時)の新たな出演者が決まった。同作は、殺人のぬれぎぬを着せられた主人公・結城大地(三浦)が、白血病の娘の命を救うために挑む2週間の逃亡劇を描いたタイムリミットサスペンス。

すでに発表されている初の検事役としてヒロインを務める楓役の芳根京子の他に、新キャストとして、比嘉愛未(32)、三浦貴大(33)、高嶋政伸(52)、黒木瞳(58)の出演が決定した。比嘉は連ドラ初の母親役に挑戦する。

比嘉が演じるのは結城の元恋人・青柳すみれ。8年前に結城から一方的に別れを告げられた後、結城に黙って娘を産み、シングルマザーとして育ててきた。白血病に侵された娘のドナー適合者を探すため、父親である結城のもとを訪れる。

連ドラ初の母親役に比嘉は「役者として1つのターニングポイントになる挑戦です。だけど、乗り越えた先は絶対景色が変わるような気がしますので、楽しみながら取り組んでいきたいです」と意気込んだ。

すみれの婚約者で敏腕刑事役を演じる三浦は脚本を読んだ感想について「物語の中の複雑な人間関係の中で、どのように有馬という男を演じていくべきか、良い脚本なだけにかなりのプレッシャーを感じました」とコメント。

楓の家族と知り合いで、楓の相談役の元弁護士で国会議員を演じる黒木は「今作品は職業よりも人間に重きを置いて描かれているので、血の通った人物を演じたいと思っています」と話した。実業家・柴崎要を演じる高嶋は「誰が本当に悪いのかわからない、この謎に満ちた物語の中にどっぷりつかって楽しんでいただきたいなと思います」とPRした。