歌舞伎俳優市川海老蔵(41)、プロフィギュアスケーター村上佳菜子(24)が11日、都内で「恋人の聖地 地域活性化大賞」授賞発表会に出席した。

海老蔵は、続けている植樹活動などが評価され「地方創生アワード」を受賞。「恋人の聖地アワード」を受賞した村上は、ウエディングドレスを着て登壇した。

海老蔵は、17年6月に亡くなった妻小林麻央さんの姉で、フリーアナウンサー小林麻耶(39)が芸能活動を再開したことについて「体調が良くなって、そういう(再開する)気持ちになったことは良かった。心配してました。温かく見守ってあげれば。世の中、風当たりも厳しいんでしょうが、人生ですから。体調がつらい時はありますし、元気になったから仕事をするというのは当たり前ですから、ご理解いただければよいのでは」と話した。

併せて「全国プロポーズの言葉コンテスト」の審査発表も行われた。自身の再婚の可能性について聞かれた海老蔵は「私も襲名が控えておりますし、娘と妹と叔母の襲名もありますし、せがれのこともありますから、仕事のこと家族のこと第一で、そこまでの余裕がないのは事実ですし、いまだに思ってますからね。そのことに関してはなかなか難しいかな」と、麻央さんへの思いを語った。

来年、海老蔵は13代目市川團十郎白猿を襲名、長男堀越勸玄君は8代目市川新之助として初舞台を踏む。今年8月には長女麗禾(れいか)ちゃんが日本舞踊「市川流」の4代目市川ぼたんを、叔母市川紅梅が初代寿紅(じゅこう)を、妹の市川ぼたんが4代目翠扇(すいせん)をそれぞれ襲名する。

発表会にはほかにデザイナーの桂由美氏、華道家の仮屋崎省吾氏が出席。