初主演映画「アリー/スター誕生」(18年)でアカデミー賞主題歌賞を受賞し、主演女優賞にもノミネートされた歌手レディー・ガガ(33)が、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの新会員に招待されたことが明らかになった。

今年新たに候補として発表された新会員は842人で、日本からも短編映画&アニメ部門で押井守監督や大友克洋監督、「未来のミライ」(18年)などのプロデュースで知られる齋藤優一郎氏らが選ばれた。他には「007 スカイフォール」(12年)で主題歌賞を受賞した歌手アデルや「スパイダーマン:ホームカミング」シリーズの俳優トム・ホランドらも候補入りしている。

アカデミー賞は近年、多様性に欠けると批判されていることなどを受けて今年の候補者のうち半数が女性で、29%が有色人種だったと伝えられている。候補者が招待を受け入れて初めて会員資格を得ることができ、アカデミー賞への投票権を持つことになる。(ロサンゼルス=千歳香奈子)