9日に死去したジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)に、事務所を退所した元ジャニーズJr.たちからも感謝の声があがっている。

Hey! Say! JUMPの薮宏太、八乙女光らとともにジャニーズJr.内のユニット「Ya-Ya-yah」のメンバーとして活躍した鮎川太陽はツイッターで、「過去のことはずっと口に出さないようにしていた。それが俺の生きる道だし、生きる術だったから」と書き出し、「小5から今まで一時だって忘れたことはない。胸が痛い。今沢山の気持ちが錯誤しているけどもう関係ない。今の俺があるのは確実にジャニーさんのおかげです。育ててくれて、ありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。

嵐の大野智が在籍したジャニーズJr.内のダンスユニット「Musical Academy」でリーダーを務めた町田慎吾はツイッターで、「人生を変えてくださった方。 人生に彩りを与えてくださった方。学んだこと全てが、財産となっています。 感謝しかありません。 ジャニーさん、ありがとう。心よりご冥福をお祈り致します」と悼んだ。

96年放送の中居正広主演のドラマ「勝利の女神」に出演して人気となった高橋直気はツイッターで、「ジャニーさんから『第2の木村拓哉にします』って俺の親父が言われたっていうのを、辞めて数年してからその話を聞いて、その気持ちを裏切ってしまったっていう思い出が印象に残ってる」といい、「ずっと感謝してるかな」とジャニー氏への思いをつづった。

高橋と同期で現在はダンサーとして活躍する米花剛史はインスタグラムで「初めてオーディションでジャニーさんに会った時の事は今でもはっきり覚えてる。『YOU踊り上手いからこの子を見て覚えな。』そう言って指指したのが大野くんだった。あの時、こんな自分の才能を見抜いていたのかもしれない、、、」とジャニー氏との初対面を振り返った。事務所を退所する際には「自分が後悔しない人生を送りなさい」と声を掛けられたといい、「ジャニーさん。本当にありがとう!本当に本当にお疲れ様でした。どうか安らかに眠って下さい」と悼んだ。