昨年末で芸能活動を引退して、9日に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)のタレント育成面の後継者、滝沢秀明氏(37)が13日、TBS系音楽特番「音楽の日 2019」に手紙を寄せて、初めてコメントした。

司会を務める中居正広(46)が手紙を代読。「みなさんもご存じのように私の恩師でもあるジャニー喜多川社長が先日87歳で人生の幕を下ろしました。一同、動揺しましたが、こんな時こそ『Youは人を笑顔にするんだよ。悲しんでいる場合じゃないよ』というジャニーさんの声が聞こえるような気がして。私たちは少しずつ前に進み始めています」。

そして、裏方に専念した理由を「ジャニーズが大好き、ジャニーさんに恩返しがしたい、そんな強い思いからでした。ジャニーさんの存在は大きすぎ、決して超えられるものではない。だからこそ今、この仕事は私の一生をかけたテーマになりました。私は今、ジャニーズJr.に思い寄せ、彼らと共に苦しみ、共に喜び合う決意をしました。ジャニーさんが育てたジャニーズJr.。これからは、私から彼らが巣立っていけるように全身全霊をささげてやっていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします」と結んだ。