タレント武井壮(46)が17日、母校の千葉・中央学院大で、東京オリンピック(五輪)聖火リレーのグループランナー公募イベント「♯アクエリチャレンジ」に参加した。

武井が所属していた陸上競技部と、駅伝部の現役部員と登壇。「この体育館も雨の日走ったりしていたので、すごい懐かしい。実家に帰ってきたみたいな感じしますよね」と懐かしんだ。

97年の4年時には日本陸上選手権の男子十種競技で優勝した武井。「日本一のタイトルも頂いて、国際大会でも4つくらい優勝させて頂いて、教職免許も頂いて、しかも全額学費もタダにして頂いて、本当にさまざまなものを頂いて感謝しております」と母校に感謝した。

武井は「ここ数年、中央学院大の陸上部は箱根駅伝でも活躍してくれて、中継見るたび誇らしい気分になる」と話したが「個人種目のトラック種目だったり、僕が十種競技だったり最近名前を見ないので、日本チャンピオンも学生チャンピオンも生んだ強豪チームでございますから。後輩たちに後を受け継いで頂いて、日本一陸上競技のことを学んで、日本一質の高い練習を日本一量こなせば、絶対に日本一になれますので、勝てない時は何かが足りない、と思って研さんを続けて頂きたい。人生が変わりますから」と強烈なカツも入れた。

武井は部員から、今後チャレンジしたいことを聞かれ「ハリウッド映画出たいな、とか、やったことないスポーツ全部やりたいとか、プロテストのあるスポーツは全部プロテスト通りたい」と羅列した後、「東京2020オリンピックの聖火リレー。あの聖火をもって、私の生まれた町の東京で、あれもって走れたら最高だよね」。その後の取材対応でも「究極の目標はオリンピックの金メダル。そのうちレジェンドとして聖火台に着火するという究極の夢はありますよね。僕はまだオリンピックの貢献度はほぼゼロなんで。いつかそこにたどりつけるように。それがかなわなかったら、地元とか、学生生活過ごした地域とか、1区間でも走れたらいいなと思いますし、それがかなわなかったら、♯アクエリチャレンジで」と笑った。

武井はイベントで、20年東京オリンピック(五輪)全33競技にちなんだ33のチャレンジ「♯アクエリチャレンジ」のうちの2つ、ボクシングに見立てた「シャドー葉っぱキャッチ」と、ゴルフにちなみ8人でカップを同時にねらう「エブリワンカップイン」に挑戦した。♯アクエリチャレンジでは、動画でツイッターに投稿した応募者の中から、東京五輪のグループランナーに推薦される。