NHKの定例会見が24日、都内の同局で行われた。

ジャニーズ事務所がSMAPの元メンバー3人を民放テレビ局に出演させないよう圧力をかけた疑いがあるとして公正取引委員会から注意を受けた件について質問があり、NHKへの圧力は「まったくありません」(編成幹部)とした。

また、木田幸紀放送総局長は、亡くなったジャニー喜多川社長について「数多くのアイドルを育てたほか、音楽プロデューサーとしても日本のエンターテインメント界に多大な貢献をされた方。NHKにも多くの番組にジャニー喜多川さんに育てられたタレントさんに出ていただき、長きにわたってお世話になった。あらためてお礼申し上げたい」と哀悼の意を表した。

事務所体制が変わることによる、今後の仕事の仕方の変化については「ひとつひとつの番組で出演者を決め、交渉している。基本的にそのやり方は変わらない」とした。