毎夏恒例の「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2019」(読売テレビ主催)が28日、滋賀県彦根市の松原水泳場(琵琶湖)で行われ、新MCのナインティナイン矢部浩之(47)が収録後、吉本興業の一連の騒動について初めて発言した。

大会初日となった前日27日は台風6号の影響で中断したが、大会最終日のこの日は天候に恵まれた。悪天候について「会社(吉本興業)の状況と似ていないか?」の質問に矢部は「その前に『テープ回してないやろな』」と“冗談”で笑わすと、司会を務めた羽鳥慎一アナウンサー(48)ら共演者から「回ってます。全部回ってますよ」とツッコミが入った。

矢部は悪天候を振り返りながら「吉本社内にも台風が来ているなって。でも次の日にこんなに天気がよくなって、すごい記録が出た。吉本のそのように向かってほしいな。次ぎの日になったらなかったことのように」と円満解決を願った。 また自らの立ち位置について「僕みたいなのは、そんな…」と謙遜しながらも「すごく楽観的に見ている。いろんな話がゴチャゴチャになっているので、悪いイメージとかをプラスにできるのはお笑いしかない。お笑いは自虐もできるし、それを武器のすることもできる。それぞれのタレントが少しおもしろく自分たちをイジることができれば、吉本はいい“飛行”をしてくれるんじゃないですか」と鳥人間コンテストにだぶらせて発言した。

羽鳥アナから「こういう状況の時に、矢部さんに会えてうれしかった」と言われると、矢部は「唯一、巻き込まれてないから。オレ、吉本興業なんかなと思うときも。契約してる? してへんなあ」と笑わせた。 鳥人間コンテストは自作人力飛行機による飛行距離や飛行時間を競う大会で、今年で42回目。この模様は8月28日午後7時から日本テレビ系で放送される。