8日放送の沢口靖子(53)主演テレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の第12回の平均視聴率が10・4%だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念し、20年3月まで1年間通年放送される。今回から夏シーズンがスタートした。

第12話のゲストはモト冬樹、石垣佑磨、大村彩子、原扶貴子。神社の境内で宝石店の警備スタッフ、春田光彦(モト冬樹)が脇腹を刺されて倒れているところを発見される。幸い一命は取り留めたが、昏睡(こんすい)状態が続いているという。

榊マリコ(沢口)らが臨場したところ、現場には花びらや赤い小さな実のようなものが散乱しており、春田が襲われた際持っていた花束を振り回したようだった。地面には春田が指で記したらしいアルファベットの「Y」が3つ残されていたほか、事件当日の春田の手帳には「赤い宝石」という言葉が書き込まれていた。

土門刑事(内藤)らが花束を販売したフラワーショップを突き止めたところ、現場に散らばっていたのはペッパーベリーという木の実と判明。店主の香坂めぐみ(大村)はそれを「赤い宝石」と名付けて店頭に並べていた。