関ジャニ∞村上信五(37)が、フジテレビの20年東京オリンピック(五輪)のメインキャスターを務めることが14日、分かった。

大役に「初めてのオリンピックキャスターが、東京大会というのは、うれしさ半分、ドキドキ半分。非常に喜ばしくはありますけど、いつもと違うプレッシャーを抱えながらの挑戦と思っています」と話している。

これまで同局系「村上信五とスポーツの神様たち」(15~17年)など、スポーツ番組のキャスターの経験はあるが、五輪は初めて。「初めて中から見させていただくオリンピック。自国開催ということで、日本代表のアスリートの皆さんは強い思いを持っていらっしゃるので、今までとはまた違うものになるのでは、と感じています。オリンピック本番の顔つき、どういう言葉が出てくるのか、どういう思いなのかを伝えたい」と意気込んでいる。

目指すキャスター像については「こんなこと言うとあれなんですけど、よくこんな関西弁のヤツを使ってくれたな、という思いもありますので(笑い)」と言いながらも「皆さんが楽しんで見ていただけるオリンピックになればいいなと思います。アスリートの方が、少しでもホッとできるようなインタビューや、リラックスした表情を引き出せるようなキャスターになれるといいなと思います」と話している。

今までの五輪で一番印象に残っているのは、92年バルセロナ五輪のバスケット米国代表のドリームチームという。「部活でバスケットをやっていて、スーパースターが出場したという記憶は、子供ながら残っています。今までは海外のスターが主役になることが多かったのですが、今や、日本はそれに負けないくらいのスーパースターが現れている。次世代のスターが誰になるのかも期待したいと思います」と話している。

◆村上信五(むらかみ・しんご)1982年(昭57)1月26日、大阪府生まれ。96年にジャニーズ事務所入り。04年関ジャニ∞として「浪花いろは節」でCDデビュー。レギュラー番組は日本テレビ系「月曜から夜ふかし」、フジテレビ系「村上マヨネーズのツッコませて頂きます!」など。169センチ、血液型AB。