女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の26日に放送された第154回の平均視聴率が19・3%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第139回の23・8%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、夏休みになり、なつと坂場(中川大志)、娘の優(増田光桜)、それに千遥(清原果耶)と娘の千夏(粟野咲莉)の5人は十勝にやって来た。そして、千遥も泰樹と対面する。泰樹は千遥をそっと抱き寄せる。泰樹はなつと千遥を見て涙ぐむ。千夏と優は牛の乳搾りを体験する。

みんなで夕食をとっていると、泰樹は「疲れた」と言って先に休む。そしてなつと千遥と子どもたちは布団を並べて寝る。千遥はなつに感謝の言葉を述べる。

柴田家は、牛舎の建て替えについて話し合っていた。しかし、牧場に激しい雨が降り、雷鳴が響く。