笑福亭鶴瓶(67)が1日、都内で、10年ぶりの主演映画「閉鎖病棟-それぞれの朝-」(平山秀幸監督)初日舞台あいさつに出席した。

同作は、作家帚木蓬生氏による同名小説の映像化で、精神科病棟で紡ぎ出される人間ドラマを描いた作品。鶴瓶は死刑執行が失敗して生きながらえた秀丸を演じる。

同作にむけ82キロあった体重を76キロまで落とした。現在は1・4キロ戻って77・4キロとなった。「今日のズボンもスッとはくつもりでしたが、ちょっときつくなっていた」とし、「初日の舞台あいさつまでは維持したかったけど、戻ってしまった」と話した。

この日、綾野剛、小松菜奈ら総勢7人が登壇した。

役作りにストイックな綾野は「1・4キロですか。なるほど」とチクリ。「あかんの?」と逆ギレする鶴瓶を「結局増えている。悪くはないけど、意識の問題ですから」と一刀両断した。たまらず。「なんでこんなにいじられるの? 俺、主役やで!」と笑顔で話した。