シンガーのMay'n(メイン=30)が3日、愛知県の日本特殊陶業市民会館ビレッジホールでの最終公演を終え、ホールツアー「May'n Hall Tour 2019『chordG/D』」を完走した。

地元名古屋での公演ということもあり、冒頭から観客のあふれんばかりの声援の中、「地元名古屋!ただいま!」とツアーファイナルにあふれる想いをぶつけた。ファンキー加藤が提供した曲「全部大丈夫」などを熱唱。ライブ中盤には7月発売されたミニアルバムの中、大塚愛が提供した曲「stair」、ソナーポケット作詞作曲「Happiness」、LiSAとMay`nの共作「マイヒロイン」などを披露した。ステージから降りて、観客と一緒に盛り上がったり、テニスラケットでサインビールを客席に打ち入れたり、この日ならではの演出で会場が一気に盛り上がった。

ライブの最後には、May'nが海外演経験から、歌で世界はつながるという想いを込めて作詞作曲した定番曲「PhonicNation」を披露し、幕を閉じた。

May'nは来年の1月から日本及びアジアでアコースティックライブツアーを開催。「変わらないもの、変わったもの、変わりたいもの、たくさんあります。これからの音楽人生も変わらないわたしで、まだまだ変わっていきたいと思います!」と力強く宣言し、アコースティックライブツアーに向けての想いを語った。

そして「今年はたくさんライブハウスツアーをしてからのホールツアーだったのですが、もっとたくさん周りたかった! と思えたホールツアーでした。今年はデビュー15周年。まだまだたくさんのチャレンジを続けながら音楽人生を楽しんでいきたいです!」と意気込んだ。