ミュージシャンのデーモン閣下(57)が18日、東京・厚生労働省で、「上手な医療のかかり方」大使就任イベントに出席した。

昨年、厚労省の「上手な医療のかかり方」懇談会のメンバーに選出された。「構成員になったことで、日本の医療現場が大変なことになっているということを学んだ。その学んだことを発信し続けることが大事だと思い、わが輩で役立てればと大使を引き受けた」と話した。「まだまだ医療現場の問題は世の中に知れ渡っていない。大使になったことで、国民がどういう姿勢で医療に向きあっていくのかを周知していきたい」とアピールした。

また、1日大使にはフリーアナウンサー中村仁美(40)が就任した。3人の子どもをもつ中村は「正直ここまで大変なことになっているとは知らなかった」と明かした。「子どもを病院に連れて行くのは重労働」とし、「親として(医者に)行くべきかどうか、的確な判断をできる知識を得て、それが医療現場の改善に役立つということを胸におきながら、他のお母さんたちにも伝わればいいなと思っています」と語った。

2人は就任式後、シンポジウムにも参加。閣下は「今日からがスタート。医者に行くべきか悩むことはある。でも、むやみに行くのではなく、悩んだら『#8000』『#7119』にかけて欲しい」と訴えた。中村は「まずは心配性の夫に伝えたいと思います」とさま~ず大竹一樹へ伝えることを話した。