賀来賢人(30)が主演する日本テレビ系ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日曜午後10時30分)の24日放送の第7話の平均視聴率が、6・0%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は7・8%で第2話は6・5%、第3話は6・4%、第4話が6・5%、第5話は7・1%、第6話は6・4%だった。

賀来は、警視庁捜査1課の刑事、遊佐清春を演じる。清春の上司で、清春が目覚めた時に横で死んでいた碓氷薫を広末涼子、その息子克喜を田野井健、捜査1課長の南武修介を北村一輝、碓氷班の刑事、名越時生を工藤阿須加、江國光成を杉本哲太、高砂明海を立花恵理、捜査1課に配属された清春の同期、宮城遼一を細田善彦、警視庁公安部の才門要を井浦新、元刑事で喫茶店「bonnaro」マスター深水喜一を笹野高史、その娘の咲良を夏帆、捜査1課理事官の本城諭を篠井英介、その娘の芹奈を佐久間由衣が演じる。

第7話では警察の極秘地下組織・ニッポンノワールの存在が徐々に明るみに出る。

警察病院の地下に潜入した清春らはその奥に現れた謎の実験施設を発見する。そこで清春は薫の1人息子の克喜がニッポンノワールの人体実験の犠牲になったという衝撃的な事実を告白したことを思い出す。

実験施設にたどり着いた清春の前には銃弾を恐れない半グレ集団ベルムズメンバーと思われる工作員たちが立ちはだかった。そして、その奥から南武(北村一輝)たちも潜入を試みやって来る。

一方、克喜を保護していた深水喜一と娘の咲良の元に突然大勢の捜査員が押し寄せ克喜が連れ去られる。克喜の保護を命じたのは、克喜の祖父にあたり、薫の父でもある碓氷元警察庁長官(大和田伸也)だった。克喜は事件の鍵を握るとしてニッポンノワールの組織に監禁される。その前に江國が現れる。碓氷元警察庁長官のもとに訪れた南武は、盗聴して碓氷と江國がつながっていることを知る。

清春は江國のところへ克喜の居場所を問いただしに行く。江國と戦うが、ニッポンノワールのマークを見せられ、清春は気絶させられる。

目が覚めると、碓氷元警視庁長官の部屋にいた。清春は警察病院で克喜が人格強制プログラム、感情の抑制と記憶の改ざんをされたことを明かされる。

清春は薫から言われた記憶がよみがえり、薫が人体実験を受けさせてしまったことを後悔していることを思い出す。

「指導者の人間に従順な人間だ。克喜は貴重なサンプルだ」と人体実験を正当化する碓氷に清春はつかみかかるが、江國が銃を持って現れる。江國は清春を撃たず、碓氷を裏切る。そこへ南武と宮城も現れ、碓氷を追い詰めるが、南武の元に一本の電話がかかり、清春を逮捕する。さらに宮城が人体実験第一号であることが碓氷に明かされる。