嵐を塗装した日本航空のエアバス350が就航することになり、25日、羽田空港でメンバーの松本潤(36)が出席して発表会が行われた。

松本は「でかいスネ。機体もかっこいい。興奮しています。中も広いんです」と笑顔で登場した。嵐の塗装機は9年前から。今年は嵐20周年の節目に、進行方向左側に現在の5人。右側に9年前の姿を塗装した文字通りの記念号となった。

日航の本田俊介執行役員は「9年前、嵐はまさにブレークしていた年、一方の日本航空は経営破綻していました。嵐に助けていただいたという思いがあります。コンサート開催地への便はいつもその週の間中満席という状態で、実力を実感させていただいてます。被災した地域でのCM撮りなど、いろんな形で一緒に活動していただきました」と振り返った。

松本は「9年前は機体にプリントなんて想像もつかなかった。ホントにビックリしました。今改めてうれしいです」と感慨深げだった。

司会者から20年後の自分について聞かれると「還暦前でしょ。そこに近い先輩方はいますけど、想像できないですね」と苦笑。イベントの最後には「皆さんと僕ら嵐の今後の20年のために」と紙ヒコーキを飛ばし、まるで来年末での活動休止がないかのように笑顔を見せた。

嵐塗装機は26日から羽田-札幌線、来年2月からは沖縄線にも拡大する。