昨年2月に口腔(こうくう)がん(舌がん)の手術を受けた堀ちえみ(52)が、7日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜正午)でテレビ復帰し、号泣した。

舌の6割以上を切除し太もも部分から患部に移植したという堀は、必死に、ゆっくり、言葉をつなぎ「頑張って…ここまで…やっと…しゃべれるようになって…」と話すと大粒の涙がこぼれ、司会の黒柳徹子からハンカチを渡されるほどだった。

放送では術後の食事や発声練習など壮絶なリハビリ映像を公開。闘病生活中に、堀は黒柳からもらった手紙に勇気づけられたといい「すてきなお手紙をもらって、お守りのように…」と声を震わせながら、感謝を伝えた。

健康のありがたみを再確認した堀は「私は、とてもいい経験をさせていただいたと、ようやく元気になったから思える」と涙をぬぐおうともせず切々と語っていた。