過去に2度の婚約経験があるレディー・ガガ(33)が、今年のバレンタインデーは自分自身にプロポーズ。誰もがいつでも、誰にでも自由にプロポーズできるというメッセージを世界中に送っている。

ガガは14日、蛍光グリーンのミニドレス姿にピンクのヘアとネイル、そして中指には、246個のピンクローズと4つのクリスタルをあしらった筒状の指輪をしている写真をインスタグラムで公開。

ニューヨーク・ポスト紙によると、“The Knight Finger”というこの指輪は、ガガの長年の友人でスタイリストのB・アカーランドが、ショッピングサービスKlarnaによる、世界中の人々に自由にプロポーズすることを勇気づけるキャンペーンのためにデザインした指輪という。

欧米では、4年に1度巡ってくる“うるう年の2月29日”は、女性が男性に逆プロポーズできるというアイルランド発祥の習慣があり、2020年はまさにその年にあたる。英国では今でもこの習慣の名残が残っているようで、昔は、男性はこの日に受けたプロポーズを断れなかったという。

ガガは、「女性から男性に、4年に1度しかプロポーズできないなんて、完全にバカげてるわ! この古くさい伝統に挑戦するため、自分のプロポーズにイエスと言うことにしたわ! 愛するために必要な唯一の許可は、自身の内側から沸きあがるものだということを、自分と皆さんに思い出させるために、プライドを持ってこの指輪を身につけます」とコメントしている。

アカーランドがデザインしたこの指輪の全収益金は、女性たちの経済的自立を支援する国際的な非営利団体に寄付されるという。ガガは最近、ハーバード大を卒業した実業家で、パーカー・グループCEOのマイケル・ポランスキー氏との新ロマンスが報じられており、バレンタインデーはもちろん、同氏と過ごすとみられている。(ニューヨーク=鹿目直子)