波瑠(28)成田凌(26)が19日、都内で、映画「弥生、三月 -君を愛した30年-」(遊川和彦監督、3月20日公開)の完成試写会に出席した。

30年にわたるラブストーリーを描いた作品。主演の波瑠は、オファーを断るつもりで遊川監督に会いに行き1対1で話し合いをしたという。「監督がどれだけ情熱を持って挑んでいるか気付いた。そういう方とお仕事をしたいと思い、最終的にはやらせていただきます、と話しました。熱意に負けました」と話した。

遊川監督との仕事を振り返り、波瑠は「これが遊川組の洗礼なのかと思ったのは、衣装合わせが9時間かかって終わらなかったこと」、成田は「監督はストレートにものを言ってくれる。『月9(ドラマ)でいう、3番手の明るい役だ!』と言ってくれて、分かりやすかった」。

30年愛を描いた作品に合わせ、変わらず愛したいものや変わらずにいたいことを聞かれ、波瑠は「気を付けているし、変わらずにいきたいのは、普通でいつづけること。普通でいることを心掛けたい」と話した。映画初出演の岡田健史(20)は「部屋をきれいに保ちたい。今までもこれからも」。

ほかに小沢征悦、黒木瞳が出席。