元俳優の高知東生氏(55)が1日、都内で行われた厚生労働省主催の「依存症の理解を深めるための啓発イベント」に出席した。

高知氏は15年6月に俳優を引退、16年6月に覚せい剤と大麻所持の容疑で逮捕され、同年9月に懲役2年執行猶予4年の判決を受けている。

高知氏は自身の今後について聞かれると「今はマスコミが不倫に厳しいからね」と芸能界復帰には否定的な見解。「僕は愛人、薬物、ラブホテルですから、どうしようもない。自分でも救いようがないと思う。スリーカードですから、心地よく反省できました」と笑った。

そして「ここまで反省できたのは、マスコミさん、厚生労働省さん、ありがとう。笑顔で話す機会を与えていただいたのは、本当にありがたい」と話した。

同イベントはギャンブル、薬物、アルコールなどの依存症に苦しむ人の「回復を応援し、受け入れる社会へ」をテーマにミニライブや、トークショーを行った。当初は公開で行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で無観客イベントとして開催。ネットを通じて動画を配信した。