松竹芸能は20日、お笑いコンビ「チョップリン」が3月末で退所すると公式ホームページで発表した。

同コンビは99年に結成。ボケの小林幸太郎(44)とツッコミの西野恭之介(44)によるコンビ。03年にABCお笑い新人グランプリ最優秀賞、同年に上方漫才大賞最優秀新人賞、昨年は文化庁芸術祭大衆芸能部門で優秀賞を受賞していた。

同社の担当者によると、事務所との話し合いの中で本人たちがフリーでの活動を望んだという。

松竹芸能は15日にTKOの木下隆行(48)が退所したばかりだが、同担当者は「(木下とは)関係なく、たまたま時期がかぶった」と説明。チョップリンのフリーへの希望が退所の理由だと繰り返した。

西野はツイッターで「ご報告。3月いっぱいで松竹芸能を退所しフリーで活動することになりました。長きに渡り、自由にライブやらせてもらいありがとうございました。今後も小林とともに頑張りますので、関係者各位、ファンのみなさま、引き続き応援よろしくお願い致します。この状況(が)落ち着いたらライブにまた足運んで下さい」と退所を報告。

小林もツイッターに「3月末をもちまして21年お世話になった松竹芸能を、退社することになりました。本当にありがとうございました。4月からフリーで活動致しますので、ファンのみなさま、関係者各位これからもよろしくお願い致します!」と投稿した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ライブ活動はままならないことから、YouTubeチャンネルを開設したことも報告した。