女優の東ちづる(59)が、国土交通省の佐々木紀政務官(自民党、衆院石川2区)が新型コロナウイルス感染拡大に関し「国だけの責任にしないでくださいね」とツイッターに書き込んだことに、「悲しくなってきます」と吐露し、「自己責任を国が要請するってオカシナことでは?」と疑問を呈した。

佐々木氏は4日、ツイッターに「国のせいにしないでくださいね」と書き込んだが、批判の声が相次ぎ、「不適切でした」として当該投稿を削除。その後、あらためて「国は自粛要請しています。感染拡大を国だけの責任にしないでくださいね。でも、自粛を求めるなら補償とセットでないといけません。しっかり取り組みます!」と文言を追加してツイートした。

佐々木氏の再ツイートに対し、東は「『国だけの責任にしないでくださいね』に悲しくなってきます。そもそも『自粛』とは、『自分から進んで、行いや態度を慎むこと』です。自己責任を国が要請するってオカシナことでは?」と疑問を投げかけ、補償について「期待したいです。もう3カ月たっています。1日も早くお願いします」とした。

また、6日には「私たちが預けた税金で仕事をし、税金を活用できる人たちは、弱ってる人たちを救う力があります。今まさにその力を発揮する時です。また元気に働き納税できる希望を下さい」と訴えた。