発熱や味覚に異変が生じるなどの体調不良を訴えているタレントのミッツ・マングローブ(45)が、感染症内科を受診した結果を報告するとともに、PCR検査の実施が進まない現状に思いをつづった。

ミッツは28日、インスタグラムを更新。「4月10日に発熱症状が出て17日が経過しました。依然として体温は36度台後半から37度台前半を行ったり来たりしているものの、お陰様でだいぶ体調は良くなっています」と現状を報告した。

前日にかかりつけの病院で感染症内科医の診察および胸部のレントゲン撮影を受けたといい、その結果について「特に早急な治療を必要とする炎症等はないとの診断を頂きました」と報告。「先生の診察によれば、一連の発熱や咳、味覚障害などといった諸症状が、コロナ関連か否かの『断定的な白黒』は付けられないが、仮にこれがコロナによるものだとしても、経過は良好で、今後急激に症状が悪化する確率は低いだろうとのことです。万が一、コロナウィルス感染であった場合でも、長くて発症から1ヶ月以内に発熱は収まり、また現段階ではすでに『他者への感染リスク』も下がっていると考えられ、あと2週間ほど様子を見れば心配はなくなるだろうとのこと」と詳細に記した。

診察結果等を踏まえ、「私は一連の症状がコロナウィルスによるものであると想定した上で、最低でも(発熱から1ヶ月である)5月10日までは自宅隔離を続けるのが万全かつ賢明と判断します。その後については、再びお医者様のご意見を仰ぎつつ、随時判断していければと思っています」とミッツ。「と同時に、私と同じような迷いや不安を抱えた人たちにとっても、そうした判断を社会にきちんと提示できる『公的な目安』が一日でも早く整い浸透することを望みます」と、自身もいまだに受けられていないPCR検査の拡充を訴えた。

続けて「すべての判断基準を医療現場に委ねることは、今は負担が大き過ぎると改めて感じている次第です」とし、「日ごと発表される『感染者数』は、あくまで『検査で陽性が判明した数』であって、世の中にはその何倍もしくは何十倍もの感染者が存在しているだろう……という想像力は、すでに多くの人が持ち合わせていると思います。しかし『そこに自分も含まれている』と想像できている人が、はたしてどれだけいるか」と懸念。「『まさか自分が』ではなく、『もはや自分も』というスタンスと心構えで、引き続き慎重かつ冷静に過ごしていきましょう」と呼びかけた。