NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の1日に放送された第25回の平均視聴率が21・2%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第21回の21・3%

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、興行師の鶴亀寅吉(古舘伊知郎)が打った演奏会が行われる。裕一(窪田正孝)は見事な指揮で盛り上げる。そして音(二階堂ふみ)が歌う出番が来た。音は練習のしすぎと緊張から声が出なくなる。だが裕一は「音楽は心だ。心を乗せて歌えば必ず届く」と支え、音は歌いきる。興行のお金は鶴亀が持ち逃げしたことが判明するが、演奏会は成功した。

音と姉吟(松井玲奈)は東京へ、裕一は福島へと旅立つ。

一方、日本を代表する作曲家の小山田耕三(志村けんさん)は新聞記事で裕一の活躍を知る。裕一の出現に、「本物か、まがいものか、楽しみだね」とつぶやく。