関西お笑い界若手のための新しい賞レース「第1回北河内新人お笑いコンクール」(主催・交野市駅前商店街、交野市商業連合会)の開催が、このほど発表された。プロアマ問わず結成8年目までの漫才、コント、ピン芸、グループ芸の関西在住者が応募資格。

出場者募集中で、参加費用は500円。動画による1次審査通過者が、9月22日に大阪・交野の「星の里いわふね」で行われる2次予選に進出。同日午後に決勝が行われる。優勝者には賞金10万円と賞状・副賞、アマチュア賞には賞状・副賞が贈られる。

交野出身のお笑いコンビ、プラス・マイナス、落語家でDJの高杉'Jay'二郎、放送作家・前田政二氏がバックアップ。決勝当日にプラス・マイナスはゲスト漫才と審査員、高杉は総合司会を務める。

大会を企画、プロデュースして、審査員長の前田氏は、吉本NSCの講師、M-1グランプリ予選の審査員を務め数々の若手芸人を育て上げてきた。「80年に始まった歴史ある『今宮戎マンザイ新人コンクール』、01年からの『新人お笑い尼崎大賞』に次ぐ大会にすべく5年かけて立ち上げました」。

前田氏はお笑いコンビ、銀次・政二を組んでいた83年に、大木こだま・ひびき、宮川大助・花子、ダウンタウンを輩出した「今宮戎-」で大賞に輝いた。「関西の新人や若手に少しでも多く、名前を売るチャンスをあげたい。歴史ある大会に追いつけるように頑張ります」と話している。

エントリーは公式HPから8月17日まで。