アイドルグループ「ZOC」が15日、活動休止を公式サイトで発表した。

グループを率いるシンガー・ソングライターの大森靖子は、先日卒業を発表した戦慄かなの(21)の卒業理由に関するさまざまな臆測がSNS上で広がったことについて「ファンの皆様、お騒がせしてしまい、大変申し訳ございません。真実を教えてほしいという声もたくさん届いております。申し上げたい事は多々ありますが、ひとつしかない事実でも、受け手や切り取り方によって、必ず誰かが傷つきます。ZOCメンバー、戦慄かなのさん、今まで運営して頂いたスタッフの方、そして一番はこのような状況が続く事で応援してくださっているファンの皆様を悲しませてしまうことを回避するのが最重要と考え、具体的なコメントは差し控えさせてください」とした。

続けて「また、7月19日に予定しておりますオンラインサイン会をもちまして、ZOCとして今回の反省と、これから新たに活動していく為の準備期間として、一旦活動休止とさせていただきます」とし、「今回のことをしっかり受け止め、準備完了次第、また精力的に活動していこうと考えております。未熟な私達ですが、ひとつひとつ学ばせていただきながら、想像力と愛情を持って人間の言葉や音楽に込められた膨大な気持ちや歪みの全てと向き合い、なるべく優しい世界をつくる努力を続けます。そして応援してくださっている方に、真摯に活動することでお返しさせていただきます。戦慄かなのさん、ekomsさんも、行く道は違えど、それぞれこれからも頑張っていきます。ご縁とお気持ちが途切れない限り、どうかよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

また、所属事務所ekomsの代表で音楽プロデューサーのサクライケンタ氏は、同グループのマネジメント業務の終了を報告。「ZOC結成時からの経緯で、わたくし櫻井とプロデューサー大森靖子との盟友関係から、弊社がZOCとしてのグループ運営業務を受け持ちました。しかし、活動を共にする中で、ZOCというグループの構造上ゆえに生じる意見の相違など、今後弊社がリスクを負いながら活動を管理するには困難となり、弊社の受け持つ業務として不適当なものと判断し、今回のマネジメント業務終了の決断をいたしました」と説明した。