今春MBSに入社した川地洋平アナウンサー(22)山崎香佳(きょうか)アナ(22)が18日、オンライン会議システム「Zoom」の取材会に出席した。

この日、2人は同局ラジオのニュースで、プロとして第一声を電波に乗せる「初鳴き」を終えた。

川地アナは「まずは誤読、かむことなくすべての原稿を読めたことにほっとしました。思っていた倍以上、緊張して声が震えてしまいました」。山崎アナは「この3カ月間、正直、2、3回どころじゃなく涙を流したことがあったのですが、それを今日どうにか今までの頑張りを見せることができたのではないかなと思っています」と振り返った。

熊本出身の山崎アナの姉は熊本朝日放送の山崎唯衣アナ。山崎アナは「姉のようなアナウンサーになりたい。いつも家でご飯を食べるときも、『こういう風に食レポを言う』とか、いつも考えている努力家なところがあって」と語った。

在阪局ということで、お笑いの要素を求められる場面もある。愛知出身の川地アナは「『ふられたらやる』。その覚悟で放送に臨みます」と意気込んだ。その上で「何も頭に情報がないまま臨むと危険なので」といい、M-1グランプリを見て勉強していることを明かした。昨年の王者ミルクボーイのドキュメンタリーを見て、涙が出たという。

リモート取材会には馬野雅行アナも出席。ラジオでの「初鳴き」に「今までで最高のものを出してくれました。2人は本番に強い」と喜んだ。