今年末をもっての活動休止を発表している嵐が15日、開催が延期となっていたライブ「アラフェス 2020 at 国立競技場」を無観客の配信形式で開催することを発表した。

この日は、99年に嵐の結成が発表された記念日。ファンクラブサイトにメンバー5人が登場する動画が投稿され、松本潤(37)が「アラフェス」について「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、そして何よりファンの皆さま、そしてスタッフの安全を守るため、無観客での配信という形で実施させていただくことになりました」と報告した。

松本は「直接会えないというのは非常に残念な思いもありますが、逆に言うと、ファンクラブ会員の皆さまが全員、同じような状況で見られる形になったという風にもとらえております。楽しい思い出に出来たらと思っております」と呼び掛けた。配信日時などの詳細は後日発表するという。

嵐のファンクラブ会員数は約300万とも言われており、さまざまな新型コロナウイルス対策でイベントの動員が限られる中、多くのファンが「アラフェス」に生で参加できない可能性があった。無観客配信開催の発表を受けて、SNS上では多数のファンが反応した。中には「生で見たかった~」と残念がる意見もあったが、「開催してくれるだけでうれしい!」「全員が平等に見られるなら配信でよかったのかも」「初めて『アラフェス』見られる!」といった喜びの声が多数を占めた。

○…グループにとって3年ぶり17枚目のオリジナルアルバム「This is 嵐」のリリースも発表した。デビュー記念日の11月3日に発売する。リーダー大野智(39)は「『アラフェス』のリハーサルと並行して、こちらの制作も着々と進んでいるので楽しみにしていてください!」とアピールした。