元衆院議員でタレントに転身した上西小百合(37)が、「Go to Eatキャンペーン」で“トリキの錬金術師”とSNS上で話題となっていた一部の利用方法について、「ダサいくだらないこと考えないで額に汗をかいて稼ぐ努力をしろ!」と憤った。

「Go to Eat」ではオンライン予約によって、昼食で500円分、夕食で1000円分のポイントを取得できる。居酒屋チェーン「鳥貴族」では当初、「席のみの予約」を同キャンペーン対象としていたため、利用客が298円のメニュー1品だけを食事して店を出た場合でも1000円分のポイントが取得でき、差額分のポイントがもうかるとしてネット上では“トリキの錬金術師”などと呼ばれて話題となっていた。同チェーンは7日、こうした状況を受け、「席のみの予約」をキャンペーン対象外とするなど、一部変更を発表した。

上西は8日、ツイッターで「トリキ鍛錬術・・・ルール違反ではない。でも“何のための支援策か”“これは迷惑か”とか少し考えれば分かる常識とかあるじゃん。持続化給付金不正受給は逮捕案件だから一緒にはできないけど、国民の残念な極一部が非常識な利用をすればするほど、国は申請ハードルを上げる理由付けができるようになる」と指摘。「ただ常識や倫理を捨ててしまうほどに生活に困窮している人々がいるということも事実。アベノミクスの続きではなくて、菅内閣の実質的な経済政策を早く見たいと思う」との私見を述べた上で、「どうしても私が言いたいことは“トリキ錬金術”とかダサいくだらないこと考えないで額に汗をかいて稼ぐ努力をしろ!」とつづった。