L’Arc-en-Ciel(ラルクアンシエル)のHYDEが、キングコング西野亮広(40)製作総指揮のアニメ映画「えんとつ町のプペル」(12月公開)のオープニング主題歌を歌うことが13日、分かった。ハロウィーンソング「HALLOWEEN PARTY」を映画用に「プペルVer.」(16日から配信)としてリアレンジした。

異色のタッグが実現した。同曲は、10年からHYDE主宰のハロウィーンイベントのテーマ曲として制作された人気曲。「えんとつ町のプペル」はハロウィーンの日の物語でもあり、西野は「ハロウィーンソングの中で『HALLOWEEN PARTY』がぶっちぎりでめちゃくちゃ良いと思っていて、絵本を書く時もこの曲にあて書きでオープニングシーンを書いていました。やっぱりこの曲で物語は始まってもらわないと困ると思っていた」とHYDEに同曲の使用を依頼。HYDEも、16年の発売以降、累計発行部数48万部とロングヒットを記録した同作のファンだったといい「オファーをいただいて本当にうれしかったです」と快諾した。

HYDEは脚本や絵コンテを見た上で「この町でこの曲が流れている雰囲気、えんとつ町の住人が踊っている様子を意識してみんなで意見を出し合ってアレンジをしていきました」。「煙で空が見えない町」をテーマに歌詞を変更し、キッズコーラスも加えるなど、愉快なハロウィーンにぴったりな1曲に仕上がった。西野も「楽曲は間違いないです!! それに見合うだけのものを作り上げ、お客様のところに届くまで頑張ります」と話した。