映画「ファンファーレが鳴り響く」の初日舞台あいさつが17日、都内で行われ、俳優笠松将(27)、女優祷キララ(22)と森田和樹監督が登壇した。

「病気を患って社会的弱者になった」という森田監督の人生を投影したスプラッター青春群像劇。

祷は「激しい快楽殺人をスプラッターで描いた映画だと受け取る方もたくさんいると思いますが、犯した犯罪の裏にあるものや、2人が選んでいく道筋の内側にあるものを監督は映像に映したいのかなと思いました」。笠松は「自分がどうしたいのかと、周りがどう思うかは別という難しいところを、この時代にバシッとはめてきた作品」と見どころを語った。