女優の中江有里(46)が、8月に亡くなった母に見立てたこけしを、生前にかなわなかった旅行に連れて行ったことを報告した。

中江は25日、インスタグラムを更新。新型コロナウイルスの影響で、闘病していた母を見舞いに大阪の実家へ帰ることも困難だった期間を振り返るとともに、「自粛期間となってしまった春、本当なら母を東北へ連れていくつもりでした。でも叶わなかった。こんな状態になるなんて誰も想像しなかったし、すでに母には旅行できる体力は残っていませんでした」と悔やんだ。

「先日、仙台に住む友人を訪ねるついでに旅行をしました。久々に移動が楽しかった。ご飯が美味しかった。温泉が気持ちよかった。夜もぐっすり眠れた。全部、母にしてあげたかった」と、中江。甥(おい)をモデルにしたというこけしを手に、浜辺で撮影した写真をアップし、「だからこのこけしは甥っ子に似せた母がわりとしよう。やっと一緒に旅できました」とつづった。