乃木坂46白石麻衣(28)が、今日28日午後7時から開催するオンラインライブをもって、グループから卒業する。リハーサルの合間で日刊スポーツのリモート取材に応じ、ラストステージへの意気込みを語った。9年2カ月の活動を振り返り、「乃木坂に入ってよかった」と言い切った。

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卒業ライブでどの曲を披露するのかはまだ分からないが、過去のライブで、白石は幾度も会場を沸かせてきた。ファンの間ではよく知られている、主な見せ場をいくつか紹介したい。

まず、ライブ定番のアッパーソング「ガールズルール」。センターの白石がイントロで「武道館~行くぞ~!」などと、ライブ会場名などを叫んで盛り上げる。歌い出しの「<歌詞>海岸線を~」の後に、観客が「まいや~ん!」と呼応し、会場は最高潮に達する。

レコード大賞曲「シンクロニシティ」のしなやかなダンスも見どころだ。ラストに白石が前方のカメラに向かって振り返るシーンは、まさに見返り美人。同じくレコード大賞曲「インフルエンサー」での高難度の高速ダンスも、クールな表情と合わさってまた違う魅力を見せている。シングル楽曲以外でも、例えば「ロマンティックいか焼き」のラストでは、親友の松村沙友理(28)と手を合わせて「キラッ」と無邪気にポーズを決めるのが恒例だ。

数々のステージを踏み、さまざまな表情や幅広いパフォーマンスで、多くのファンを魅了してきた。トップアイドルのラストステージが注目される。